はじめに:「頑張る」のは今すぐやめる
ども!たきおです!
今回は、職場で周囲からの評価を上げる小技を4つご紹介いたします。
みなさんは、社会人になってから自分の頑張りが思っているほど評価されていないのではと感じたことはありませんか。
当たり前のことですが、社会人は結果が全てであり、過程はあまり重要視されません。
たきおは社会人1年目に、その価値観の変化に対応しきれず、朝1時間早出して英語の勉強したり、月80時間ほど残業したりしていました。
結局、給料が上がる前に自分自身のバッテリーが上がってしまい、最終的に体調を崩して数日間仕事に穴をあけることになってしまいました笑
そんな当時のたきおと同じように、周りの目を気にしながら無茶な頑張り方をしている人に向けて、無理をせずに周囲から評価してもらえるテクニックを伝えるのが今回の記事の目的です!
4つの小技を駆使して今すぐ「頑張る」のは辞めましょう。
小技1: 「ありがとう」から入る
1つ目の小技は、話すときに「ありがとう」から入り始めるという技です。
ありがとうと言われたとき不快な気持ちになる人はまずいないですよね。
また、自分では「やって当然のこと」だと思っていても「ありがとう」と言われると温かい気持ちになったりしませんか?
なぜ「ありがとう」と言うといい気分になれるかというと、幸福ホルモンである「セロトニン」と「オキシトシン」が分泌されるからです。
これは言った側にも言われた側にも当てはまります。
「セロトニン」は気持ちを穏やかにするホルモンでストレスの軽減効果があります。
「オキシトシン」は人や社会とのつながりを強く感じるときに分泌されるホルモンで、安心感をもたらします。
何かしらのアクションに対してお礼を言う。
一見、とても些細な行動に見えますが、些細なことでも継続することによって、着実に信頼関係を築くことができます。
なぜなら、あなたと仕事をすると幸福を感じられるからです。
これを継続することで致命的なミスをしない限りは、あなたの印象が悪くなることはありません。
むしろ、結果的にミスをちょっと大目に見てもらったり、優先的に相談に乗ってもらったり、周囲からの手助けを受けやすくなります。
小技2: 雑談をする
2つ目の小技は「雑談をする」です。
仕事はバリバリしているけどどこか余裕を感じる人ってなんとなく「お喋り」している印象ありませんか?
実はこの「お喋り」に、仕事バリバリの秘密が隠されているのです。
雑談には相手の警戒心を解く効果があります。
美容院に行った翌日の職場を想像してください。
始業早々「この前提出してもらったこの資料の件なんだけど、、」
といきなり業務の重たい相談や指摘を受けるのと、
「あれ、髪切った?さっぱりしたね」と雑談から入り、「それでさ、この前の資料なんだけど、、」
と雑談から業務の話題になるのとではどちらが受け入れやすいでしょうか?
話しかけられる側からすると雑談が入った方が緊張が和らぎ、相談や頼み事などを受け入れやすくなります。
職場は、仕事をする場所であるため常に緊張感が漂っています。
特に真面目な人ほど、無意識のうちに真剣な表情をしがちであり、余計に緊張感を強くしてしまいます。
緊張や警戒をしているときに、頼みごとや指摘事項は通りにくくなります。
そこで、1分でもよいので、雑談から入り相手の警戒心と緊張感を解くことで、自分の要望を受け入れやすくすることができます。
親近感の湧く存在になることで、周囲からの協力を得やすくなり、自分の仕事を進めやすくなります。
小技3: メモをとる
3つ目の小技は「メモをとる」です。
皆さんは職場でメモをとっておりますでしょうか?
慣れてくるほど覚えられる情報量が増えるため、メモをとるのを辞めてしまった人も多いのではないでしょうか。
ここでいうメモとは、紙やテキストデータに自分の考えを書き起こしたり、話し合いの内容の記録やキーワードを書き起こしたりすることを指します。
こういったメモを活用することで次の2つの効果を得られます。
仕事の効率化
一つ目の効果は、自分の仕事の効率化、です。
自分の頭の中を書き起こすことで、より多くのアイディアを引き出せたり、自分の思考を客観的にみて整理したりできます。
そして、そのメモをそのまま上司への相談や説明に使うことができます。
人によって基準や観点が異なるため、同じ言葉を使っていても頭の中に浮かぶイメージは異なっていたりします。
メモを活用することで、周囲の人と同じイメージを共有しながら、仕事を進めることができます。
会社の中では、誰も思いつかないようなアイディアを考えるよりも、誰でも理解できるように伝える方が評価を高めやすいです。
周囲からの信用の獲得
2つ目の効果は、信用の獲得です。
なぜメモが信用の獲得につながるかというと、重要だと思いつつも誰もやりたがらないからです。
急な口頭での依頼、それとなく業務の話になったときの意見交換、チームなどの小単位の会議など、議事録をとるまでもないなぁと思った経験はありませんか?
そういう場面で主体的にメモをとることで、それとなく振られたタスクの漏れ防止になったり、認識の齟齬を抑止できたりします。
これを積み重ねることで、職場の人に対して次のような印象を与えることができます。
・タスクの漏れがない
・日頃からタスク漏れを無くそうとしている
・会議の参加姿勢がよい
・認識を一つ一つ確認している
このように、メモをとることで自分の仕事を効率的に進めながら、周囲からの信用を獲得できます。
小技4: こまめに連絡をする
4つ目の小技は「こまめに連絡をする」です。
「細かく連絡する時間があったら仕事進めたいよ」と思う人もいるかもしれません。
しかし、「結論が出てから報告しよう」「自分で調べられるところを全て調べてから相談しよう」と思いつつ、うまく区切りがつけられず報告や相談が遅れてしまったという経験をしている人もいるのではないでしょうか。
連絡をする時間を仕事に充てたところで実際のところそんなに仕事が進むわけではありません。
逆に細かく連絡をすることによって次の2つのメリットが得られます。
メリット その1:to doが明確になる
一つ目のメリットは、to doが明確になる、です。
「〇〇の件については、現在返信待ちです。」
「●●については承認済みなので、これから先方に連絡します。」
など、適宜連絡をとる過程で、各タスクの進捗や次に誰が何をすべきかが明確になります。
メリット その2:相手に安心感を与えられる
二つ目のメリットは、相手に安心感を与えられる、です。
外部とのやり取りの際、「返信まだかな…忘れられてないかな…」と不安になったことはないでしょうか。
さて、皆さんは次の2つのケースのうち、どちらの方が仕事しやすいでしょうか?
ケース1:依頼したその日のうちに「確認に数日かかる」という連絡がある
ケース2:依頼した3日後「確認に3日かかっておりました」と連絡がある
ケース1の方が嬉しいのではないでしょうか。
なぜなら、相手の対応に時間がかかることがわかっているのであれば、その間に他の仕事を進めたり、返信を受け取った後の作業の準備をしたりできるからです。
相手からの連絡がないと、リマインドしたらいいのか、何か事情があって遅くなっているのか、対応に迷いが生じます。
細かく連絡をすることで相手が仕事を調整しやすくなり、あなたと仕事をすることに安心感を抱くようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、職場で周囲からの評価を上げる4つの小技について紹介させていただきました。
自分1人だけで完結する仕事はありません。
お互いに足りないところを補い合うのが大切です。
能力を上げたり多くの業務量をこなしたりしているのに中々周囲からの評価を得られないという方は、今回紹介した4つの小技を使ってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
本稿が読者の皆さんのお役に立てたら幸いです。